植村理葉 Riyo Uemura
ベルリン在住のヴァイオリニスト.第57回定期演奏会にて,メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を協演. 全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。日本音楽コンクール第2位およびナカミチ賞。ミケランジェロ・アバド国際コンクール優勝。レオポルト・モーツァルト国際コンクール最高位受賞。桐朋女子高校音楽科卒業後、文化庁芸術家在外研修員としてケルン音楽大学、ローザンヌ音楽院、ドレスデン音楽大学で研鑽を積んだ。アウクスブルク・フィルハーモニーやチューリンゲン州立管弦楽団その他多くの著名なオーケストラと数多く共演し、協奏曲のソリストとして成功を収める。在欧12年、現在ベルリン在住、ソリストとして絶え間なく活発な演奏活動を行っている。 国内では「毎日ソリステン」東京労音リサイタルシリーズに出演。名古屋フィルハーモニー交響楽団定期演奏会に出演。NHK-FM「シンフォニーコンサート」で東京フィルハーモニー交響楽団とパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏。 作品に対する確実な把握、透明感と快いテンポ、厚みと深みのある演奏は、熱い共感を惹き起こし、「一貫して緊張を保ち、聴き手に息つく暇を与えない」「音が美しく、表現が明澄で、清潔な音楽を作る」と欧州各新聞紙上で高く評価されている。欧州で昨秋サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲、今春はパガニーニのヴァイオリン協奏曲とグラズノフのヴァイオリン協奏曲で15の都市を巡るコンサートツアーを行う。