齋藤純一郎 Junichiro Saito

齋藤純一郎 Junichiro Saito

  • 兵庫県生まれ。
  • 慶応義塾大学を経て、1967年東京芸術大学音楽学部指揮科に入学、山田一雄氏に師事。卒業後同大学院をへて、1972-76年オーストリア、イタリア、西ドイツ、フランスに留学し、S.チェリビダッケ氏、F・フェラーラ氏、Z・コシュラー氏に師事。イタリア・シエナ、ボローニャ、ヴェニス、西ドイツ・トリアーで開かれた国際指揮者講習会に参加し研鑽を積む。
  • 1977~84年西ドイツ・キール市立歌劇場の指揮者を務める。その間フローラン・シュミットの《サロメの悲劇》バレエ公演でデビューし、《白鳥の湖》のプルミエ公演指揮をはじめ多くの公演の指揮をする。
  • 帰国後は、群馬交響楽団の地方公演・移動音楽教室の指揮や小牧正英氏帰朝40周年バレエ公演の指揮、《蝶々夫人》《リゴレット》《セビリャの理髪師》《魔笛》等のオペラの指揮、草津音楽祭での《キリストの幼時》(ベルリオーズ)の合唱指揮、西東京市こもれびホール・オープニング公演《メサイア》の指揮をするなど、幅広いジャンルで活動をしている。
  • 大阪フィル、新星日本響(現東フィル)、東京シティフィル、東京ニュー・シティ管、神戸室内管などの指揮、またアマチュア・オーケストラでは町田フィル、沼響、酒田フィル、鹿児島KTS、静岡響、宮崎響などを指揮。
  • 高崎芸術短期大学で音楽講習会・集中講義で指揮法の講義指導を3年間続け、現在 ニューフィルハーモニー・オーケストラ千葉との指揮活動を主として、アマチュアのオーケストラや合唱団の指揮育成等でも活動中。
  • 1991~92年、神戸中央合唱団を指揮し、全日本合唱コンクール全国大会で2年連続金賞を受賞。

【著書】

  • 「これが指揮者だ・こっそり教えるその秘密」(音楽之友社)
  • 監修・「音楽記号事典」(ナツメ社)

【訳書】

  • 「おうちで指揮者」D.カーリンスキー&E.グッドゴールド著(音楽之友社)
  • 「チェリビダッケとフルトヴェングラー」クラウス・ラング著(共訳)(音楽之友社)
  • 「異端のマエストロ・チェリビダッケ」クラウス・ウムバッハ(共訳)(音楽之友社)

日本指揮者協会・幹事 日本演奏連盟会員。

スガナミ楽器 ピアノコンチェルト演奏会 2008年7月20日パルテノン多摩大ホール

第71回定期演奏会 町田市民ホール 2010年10月17日