北原幸男 Yukio Kitahara

尺八奏者二代目北原篁山の長男として生まれる。桐朋学園大学卒業後、NHK交響楽団指揮研究員を経て渡欧。インスブルック・チロル歌劇場専任指揮者、ドイツ・アーヘン市立歌劇場音楽総監督などを歴任し、プラハ、ハノーファー等の歌劇場、リンツ・ブルックナー管、北ドイツ響等世界各地のオペラハウス、オーケストラに客演。国内でもNHK交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルをはじめ多くのオーケストラに招かれるとともに、新国立劇場、びわ湖ホール、関西二期会などのオペラ公演を指揮し高い評価を得ている。また、2008年からは天皇皇后両陛下主宰の国賓を招いての宮中晩餐会、午餐会、洋楽演奏会にて指揮者を務めている。

プラハの春国際コンクール第 3位入賞。グローバル音楽奨励賞、下總皖一音楽賞受賞。秋山和慶、尾高忠明、小澤征爾、C. ブジャーヌ、W. ピーチニクの各氏に師事。

NHK交響楽団「ショスタコーヴィチ:交響曲第 11番」、東京都交響楽団「ショスタコーヴィチ:交響曲第 5番」、東京交響楽団「信時潔:海道東征」他多数のCDをリリース。

現在、宮内庁楽部洋楽指揮者、新潟県音楽コンクール審査委員長、埼玉県富士見市文化芸術アドバイザー、武蔵野音楽大学指揮コース教授として後進の指導にも情熱を持っている。

2024年1月より町田フィルの常任指揮者に就任。

北原音楽事務所  https://kitahara-music-office.com