町田フィルについて

1974年秋、町田市民祭「24万人の個展」でオーケストラ結成を呼びかけ、管弦楽団設立の準備作業に入る。1975年1月、町田市民を中心に近在から音楽愛好家が集まり、「町田市民管弦楽団」が発足。5月から荒谷俊治氏の指導を受ける、10月に第1回定期演奏会を開く。 1977年9月、一層の発展を目指して 「町田フィルハーモニー交響楽団」(以下町田フィル)と改称して現在に至る。

町田フィルのモットーは「すばらしいアマチュアオーケストラを目指し、音楽を通じて相互の親睦研鑽を深め、あわせて地域音楽文化の発展向上に努めること」である。荒谷俊治氏の薫陶を受けながら、年2回の定期演奏会、1995年まで12年間続いたつくし野駅前での野外オペラコンサート、年末恒例となっていた町田市民ホールでの<第九><メサイア><くるみ割り人形>公演など、地元に根ざしたオーケストラ活動を展開してきた。また、2002年に発足したNPO法人町田市芸術協会の構成会員団体としての活動や、町田市を本拠とするスガナミ楽器株式会社との協働により、音楽家を目指す地域の若者をソリストとして迎えて共演するピアノ協奏曲中心の演奏会の開催など、地域音楽文化振興の中心的な役割を果たしている。1995年には、多年にわたり文化の振興、発展に貢献したことにより、町田市一般表彰を受彰した。

その他、特筆すべき取り組みとして、2000年3月のベルリン公演、同年10月の<カルメン>演奏会形式上演(創立25周年記念)、2002年10月の沖縄県平良市・同石垣市・東京都町田市におけるベートーヴェン<第九交響曲>連続演奏会(先島地方における<第九>全曲初演)、 2005年4月の「ワーグナー&ヴェルディ歌劇名曲選」(創立30周年記念)の公演、さらに2007年10月の「オール邦人作曲家プログラム」の定期公演を実現するなど、地域に軸足を置いた活動を基本としながらも意欲的かつ充実した音楽活動を展開している。

さらに、2008年~2009年には、荒谷俊治氏の指揮者生活50周年記念シリーズの定期演奏会を行い、2011年に荒谷俊治氏は桂冠指揮者に就任。第72回定期演奏会を就任記念演奏会とした。2015年に創立40周年を迎えた。

"Big Photo of Machida Philharmonic Symphony Orchestra"

  • 創立20周年記念の町田フィルハーモニー交響楽団演奏会  (1995年5月 東京芸術劇場)
  • マーラー作曲:交響曲第2番「復活」 指揮:荒谷俊治,合唱:町田フィルハーモニー合唱団
  • Photo:M.Katsuyama